■ 印旛沼流域水循環健全化 緊急行動大会!

2004.2.3    

 

 

 

印旛沼流域水循環健全化 緊急行動大会が千葉県・印旛沼流域水循環健全化会議の主催、印旛沼水質保全協議会の共催で佐倉市民音楽ホールに於いて13時〜16時30分迄行なわれた。
この大会には、堂本千葉県知事が急用の為副知事、印旛沼流域の佐倉市、成田市、印旛村、本埜村、八千代市、富里市、八街市の各市町村長、議会議長、担当部課長、国会議員、県議会議員、国土交通省、環境省の局長、担当課長らが出席して超満員で行なわれた。
健全化会議委員長の虫明功臣氏(福島大学教授)から印旛沼流域水循環健全化 緊急行動計画が発表となり「水環境改善・洪水被害軽減 住民が主役」とのタイトルで講演があった。

 

続いて特別講演で藤井絢子氏から琵琶湖からのメッセージ(菜の花プロジェクトの展開)の活動報告があり、最後に虫明功臣氏をコーディネーターに首長フォーラム(代表流域市町村長参加)が行なわれた。アドバイザーの国土交通省河川環境課長・坪香伸氏より印旛沼総合開発なる大規模事業計画が過去に中止になった旨の話があった。
日々の生活で印旛沼に関わる市町村は12市1町2村もあるが、関わっていると感じているのはおそらく隣接市町村くらいではないか?もっと周知を図り真剣に関わるべきと感じる。30年前の小学生時代を振り返ると理科で印旛沼のフナを解剖したが、その時既に汚染が酷く穴開き病が蔓延していた。
環境問題を後回しにしたツケが印旛沼だけでなく日本中で今、深刻な問題となっている。